過剰回内って?

過剰回内は外反母趾・機能的脚長差の原因です。
先の尖ったハイヒールのパンプスが原因だと思われがちですが、足病学では過剰な回内が外反母趾の原因であると特定されています。

窮屈な靴が外反母趾の原因ではない

外反母趾の原因として、ハイヒールのパンプスがよく言われていますが、パンプスをよく履く20〜30代女性よりも50〜60代女性の方が圧倒的に多いのです。また、靴を履く習慣のない民族にも外反母趾はみられ更に、男性にも外反母趾の方がいます。
これらの事からも、「窮屈な靴」というのはあくまで2次的な要因なのです。外反母趾を助長する可能性はあっても、根本的な原因ではありません。

過剰な回内運動が外反母趾を引き起こす

足病学では過剰な回内(オーバープロネーション)が外反母趾の原因であると特定されています。外反母趾には共通する機能的な要因があるのです。それが過剰回内です。

歩行状態が悪い状態が過剰回内です。

歩行時は上図のように足は回内・回外運動を繰り返します。
歩行時の踵の着地時に踵が内側に崩れ、必要以上に回内する現象をオーバープロネーション(過剰回内)とよびます。
また過剰回内は身体のあらゆる部分に悪影響を及ぼします。

過剰回内 骨 図
過剰回内が引き起こす足への負担

着地時に踵が内側に崩れて、過剰回内が起こることで第一中足骨が地面から持ち上げられ、母指とは反対側に反り返りながらヨコに広がってしまうということです。これが外反母趾の原因となります。
また、過剰回内は、過剰な脚の内旋にもつながり、これが膝や腰への負担、O脚・X脚へとつながります。

最近疲れにくいと謳った、アーチ(土踏まず)を支えるパットが入った靴や、中底のアーチ部分を盛り上げた靴があります。たしかにこのようなタイプの靴は履いている時は楽に感じられます。しかしこれはアーチ部分を下から盛り上げて抑えているので、人の体に例えると椅子に座っているような状態です。これではアーチ部分の筋肉が休んでいる状態ですので、筋肉が退化してアーチはどんどん下がってきてしまいます。
アーチとは板バネのようなもので、あらかじめカーブが付いていることで歩行時の着地の衝撃をバネが伸びるように吸収して、バネが戻るように地面を蹴る推進力になるのです。
アーチ部分を何かで埋めることにより、アーチのバネが効かなくなり、歩行時の衝撃を吸収できなくなり、衝撃は上の膝・腰・背中・首・肩に蓄積されます。
Doruheはアーチを直接圧迫しません。踵を曲面で保持することにより過剰回内を防ぎ、足の3点アーチを維持します。

人間(動物)の体は進化の中で意味を持って形造られており、足のアーチ(土踏まず)も必要であるから、このような窪んだ形になっています。アーチは歩行の衝撃を吸収するために、窪みという進化をしているのです。
この空間を埋めることは一時的には楽に感じるかもしれません。しかし歩行時に使われるべき筋肉が使われない状態と、衝撃が身体に蓄積される状態は不自然で、逆に負担がかかります。

 
 
 
 
 

Doruche ドルチェは曲面で踵を支えることにより踵の過剰回内を防ぎます。

 
 

従来の靴は衝撃が一点に集まって伝わってしまうため、足はもちろん身体のあらゆる部分に悪影響を及ぼします。ドルチェは衝撃を分散させる構造で足、身体への負担を大きく軽減します。

 
 
 

ロッカーとは揺らぐという意味です。
歩行時に足はフォアフットロッカー、アンクルロッカー、ヒールロッカーを繰り返します。
ヒールロッカーとアンクルロッカーは靴を履いた状態でも問題はありません。しかしフォアフットロッカーにおいては靴もフォアフットの形状に曲がる事が要求されます。

Dorucheの底は柔らかく中底を使わない製法なので、柔らかさを損なう事なく、歩行時のフォアフットロッカーを阻害しません。

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靴がローリングすることにより歩きやすいと謳っているこのような画像を見かけることがあります。
本来ローリング歩行とは足がローリングする事を指すのですが、上の画像では、靴がローリングすることにより足のローリングが妨げられています。
特に足が地面から離れる直前で足裏が曲がらずフォアフットロッカーされていません。
このような歩行では足裏の筋肉が使われていないので、アーチを支える筋肉が退化してアーチがくずれ、外反母趾を誘発します。

Dorucheのステッチダウン製法

外反母趾用の幅広靴が外反母趾を悪化させます。
Dorucheの製法は革の特性を活かし、足をしっかりと優しく包み込みます。

セメンテッド製法
ステッチダウン製法

外反母趾の原因は踵の崩れによる、過剰回内です。外反母趾を謳った幅広靴は幅が広いだけの靴です。幅の広い靴の中で足は泳いでしまって踵がより崩れやすく過剰回内を誘発します。
外反母趾の部分が靴に当たって痛いので幅広の靴しか履けないと思われている方も多いのですが、外反母趾の痛みは第一中足骨が広がり内反する中からの痛みです。
幅広の靴を履くのではなく、踵をしっかり保持しながら第一中足骨が広がらないように横はしっかりと抑えなくてはいけません。
このしっかりと抑えるときにDorucheのステッチダウン製法は、革の特性である、適度な塑性と弾性を最大限に活かします。
革の塑性(外から力を加えると変形する)と弾性(外からの力がなくなると戻ろうとする)が足に優しくしっかり包み込む事になります。足の出っ張った部分は革の塑性力で伸びて優しく、そうでない部分は革の弾性力でしっかりと足を包み込みます。

革の特性を生かすため、丁寧に製造します。

現在靴作りの主流となってるのがセメンテッド製法です。写真のようにトウラスターと呼ばれる機械で吊り込みます。この製法は大量生産に適しており、コストパフォーマンスに優れています。ただしデメリットとして、機械での強力な吊り込みで革が伸ばされ引っ張られるため、革の塑性と弾性が著しく損なわれます。

ステッチダウン製法は、吊り込まないで底に革を縫い付けていきます。
そのため革の塑性と弾性が損なわれることなく最大限に活かされます。

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